2019年夏の風物詩!!樹液採集in和歌山県
夏と言えば…昆虫採集!!
今回はアクアリウムネタではございません。いや、6月にも入り季節は初夏。夕方以降は25度を下回り涼しく感じられるのですが日中は30度を上回る夏日が続いていますι(´Д`υ)アツィー。梅雨も近畿地方では入りかけと言う季節でございます。さて、このような季節で楽しみのひとつといえば昆虫採集でございます。子供達や大人まで大人気な甲虫であるカブトムシやクワガタムシの採集。山や森へと入り樹液の出ている所に集まる昆虫。自然界で見つけた時の感動。すごく衝撃的な喜びと興奮が立ち込めるのではないでしょうか?
以前はオオクワガタのブリーダー
今から数十年前オオクワガタ飼育繁殖がブームだった頃、国産のオオクワガタをブリードをしていました。産卵から孵化、初齢幼虫、2齢幼虫、3齢幼虫、蛹、羽化へと変体。菌糸ビンや発酵マットで幼虫を育てて大きなクワガタムシを羽化させることを夢中でやっていました。懐かしい話です。
クワカブ採集の情報があちこちで飛び交う
Twitterなどを見ていると「クワガタ採ってきました!!」「樹液が出ていました!」などのツイートを画像付きでよく目にするようになりました。今はクワカブ飼育はやっていませんがこのような季節が訪れこのようなツイートを見るとなぜか血が騒いでしまいます。
樹液採集へLet's go
2年ぶりの今年初めての樹液採集。と言うわけで樹液採集へ行きたい気持ちが治まらないので和歌山県某所の樹液ポイントを覗いてきました。久しぶりの樹液採集。ポイントは頭の中に入っているのですが2年も空くとかなり雰囲気が変わっている事があります。いきなり夜に行くのは危険なので昼間の明るいうちに下見がてらに行ってきました。
樹液の出具合は?
カブトムシやクワガタが集まるには木が存在しても樹液が出ていないと集まりません。今回の各ポイントの樹液状態はどんな感じだったかと申しますとイマイチって感じでした。樹液の出ている木はありますがまだまだと言う感じですね。半数以上の木は全く出ていない状態です。さて、クワカブはいたのでしょうか?
樹液ポイント1本目のクヌギ
家から車で約1時間。一番最初にたどり着いたポイント。こちらは樹液も少しばかり出ていました。クワガタが好む樹皮間があちこちに。その樹皮間を覗いてみるとクワガタらしきものが!!ピンセットで掴み取り取り出してみたらコクワガタ♂でした。
サイズは小さめで33mm。小さくても今年初のクワガタなのでとても嬉しく思いました。じっくり周辺を覗いて見たのですがこのコクワガタ♂のみ。周辺のクヌギも全く樹液が出ていない状態でダメでした。
樹液ポイント2本目のクヌギにて…
車で数分移動。ようやく2つ目の樹液ポイントへ到着。こちらは期待のできる木があるポイントです。毎年樹液を吹き出したくさんの昆虫たちが群がるポイントです。さすが毎年樹液を吹き出すクヌギ!! 案の定、樹液が出ていて昆虫達が群がっています。しかもスズメバチが5匹ほどいます。スズメバチがいるとほぼ諦めるのですが少しばかり観察してみるとクワガタらしき姿を発見!!ノコギリクワガタです。しかもペアでいます。採取したい気持ちも山々ですが凶暴なスズメバチが😱刺されると危険なので諦めてその場を立ち去りました。
さらに奥へと向かうと…
そのポイントを通り過ぎさらに奥へと向かう。クヌギの木が数本立ち並ぶのですが全く樹液も出ていない状態でダメでした。
勇気を出してあのノコギリクワガタをGETするぞ!!
戻る途中にもう一度あのノコギリクワガタを確認。まだいます。スズメバチもいます。このノコギリクワガタをGETしたい気持ちが膨れ上がってきます。一か八か試しに挑戦。スズメバチが飛び交う中ピンセットでノコギリクワガタを挟もうとした時です!!見事に♂♀落としちゃいました(((^^;)直ぐに地面を見るとノコギリクワガタの♂姿。無事に採取。しかし♀は行方不明。スズメバチも飛び交っているので直ぐに諦めてその場を立ち去りました。ノコギリクワガタの♂は中型でサイズは49mmでした。
その他の樹液ポイント
その後、車で数箇所の樹液ポイントを巡ったのですが樹液があまり出ていなく活気が全くございませんでした。僕の中ではもう少し樹液が出ていて活気ついているのかと思っていたのですけどね。でも、樹液採集もこれからなのでシーズン中に機会があれば行ってみたいと思います。
楡(ニレ)の木にもクワカブが集まるよ!
クヌギ以外でもコナラやブナそしてヤナギなどの広葉樹に樹液が出ていれば集まってきます。あと、見落としがちな「楡(ニレ)」にも樹液が出ていれば集まってきます。樹洞があり樹液が出ていれば必ずヒラタクワガタが入っています。ぜひ、採集時に楡(ニレ)の木を探してみてください。
最後に…結果、そして危険と注意
今回の結果は採集個体ノコギリクワガタ♂49mmとコクワガタ♂33mmの2匹のみとなりました。樹液の出具合はイマイチだったですが2匹のクワガタを手にする事が出来て良かったと思います。採集の楽しさを久しぶりに味わえました。
樹液採集は楽しい反面、危険とも隣り合わせとなります。安全な服装、安全な場所、無理をしないで怪我のないように行ってください。そして、クワガタが住む木や周辺の自然には傷を付けたり樹皮をめくり剥がしたりしないように採集を楽しんで欲しいと思います。
この樹液採集の模様を動画でも紹介していますので良かったらご覧ください。
夏の風物詩!!樹液採集in和歌山県2019年 クワガタ カブトムシ!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたにとって素敵なクワカブライフを…
それでは
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