
今回は、2026年8月17日16時時点のドル円15分足チャートを見ながら、現在の環境認識と今後のシナリオを整理していきます。
これまで私は、アジアレンジの陽線・陰線を中心に方向性を判断していました。
しかし最近は、アジアレンジの形だけではなく「価格が25SMAの上にいるのか下にいるのか」「25SMAがどちらを向いているのか」も合わせて目線を判断するようにしています。
今回は、その新しい考え方を使ってシナリオを組み立てました。
今回のチャート状況
1時間足

まず1時間足では、現在も売り目線と判断しています。
直近では安値を下抜けて最安値を形成した後、そこから調整波による上昇が入っています。
つまり、大きな流れとしては下落方向を意識しつつ、現在の上昇は「下落の途中に入っている調整」と考えています。
そのため、1時間足の環境認識としては、
「戻りを待って売る」
という考え方を基本とします。
15分足

15分足を見ると、アジアレンジは陰線。
さらに現在の価格は25SMAより下に位置しており、25SMA自体も下向きになっています。
今回の環境を整理すると、
-
アジアレンジ:陰線
-
価格:25SMAより下
-
25SMA:下向き
-
15分足:売り目線
-
雲:上昇雲の下
-
15分足FVG:緑帯あり
という状況です。
今回はかなり分かりやすく、売り方向の条件が重なっていると考えています。
今回の考え方
今回特に意識したいのが、最近検証を始めた**「アジアレンジ+25SMA」**の組み合わせです。
これまでは、
アジアレンジが陰線なら売り
アジアレンジが陽線なら買い
というように、アジアレンジのローソク足を中心に目線を決めていました。
しかし、それだけでは方向性が弱いケースもあります。
そこで現在は、
アジアレンジ陰線+価格が25SMAより下
なら、
「売り方向への期待が強い」
と考えます。
逆に、
アジアレンジ陽線+価格が25SMAより上
なら、
「買い方向への期待が強い」
という判断です。
今回のドル円は、
アジアレンジ陰線+価格が25SMAより下+25SMAも下向き
となっています。
そのため今回は、かなり素直に売り目線を継続します。
ただし、「売り目線だからすぐ売る」というわけではありません。
ここは非常に重要です。
私のトレードでは、目線を決めることとエントリーすることを分けています。
今回も、
15分足で売りの環境を確認
↓
15分FVGへの戻りを待つ
↓
1分足でBOSを確認
↓
1分FVGへの戻りを待つ
↓
反発を確認してショート
という流れを狙います。
エントリー条件
今回のショートエントリー条件は明確にしておきます。
① 15分FVGまで戻ってくる
現在チャート上にある緑帯の15分FVG候補①を重要な戻り売り候補として見ています。
価格がここまで戻ってきたからといって、すぐにショートするわけではありません。
あくまで、
「売りを検討する場所」
です。
② 1分足でBOS下抜けを確認
15分FVG付近で価格が反応した後、1分足へ切り替えます。
そこで下方向へのBOSを確認。
単純にローソク足が下がっただけではなく、1分足の構造が下方向へ転換したことを確認します。
③ 1分FVGへの戻りを待つ
BOSによって下方向への動きが確認できたら、その下落の過程で形成された1分FVGを探します。
そして、
1分FVGへの戻り
→反発
→ショート
という流れを狙います。
つまり今回も、
15分FVG × 1分BOS × 1分FVG
を基本のエントリーパターンとします。
条件が揃わなければ、無理にエントリーしません。
「売り目線だから売る」のではなく、「売り目線の中でエントリー条件が揃ったら売る」
ここを今回も大切にします。
利確と損切
利確
今回の利確目標は、チャート下側に設定しているフィボナッチ161.8~200%の紫色の利確目標ゾーンです。
まずはこのゾーンを最終的な利確候補とします。
また、途中のフィボナッチ100%付近まで到達した場合は、建値移動を検討します。
これは利益を伸ばしたい一方で、せっかく含み益になったトレードを大きな損失に変えないためです。
損切
今回のシナリオ否定ポイントは、
アジアレンジ上限0%を実体で上抜けて確定した場合
とします。
損切位置は、
アジアレンジ上限+5pips
です。
今回のように、
「ここを超えたら売りシナリオそのものがおかしくなる」
という場所を明確にしておくことで、含み損をズルズル引っ張らないようにします。
注目のポイント
今回、一番注目したいのは25SMAとアジアレンジの組み合わせです。
今回のように、
アジアレンジ陰線
+価格が25SMAより下
+25SMA下向き
という3つが揃った場合、売り方向への環境認識としてかなり分かりやすくなります。
ただし、ここはまだ「検証中のルール」です。
「この条件なら必ず下落する」と決めつけるのではなく、今後のトレードで実際に記録していきたいと思います。
そして今回もう一つ大切なのが、エントリー条件を増やしすぎないことです。
最近いろいろな検証ポイントが見えてきましたが、あれもこれもとルールを追加すると、自分でも何を検証しているのか分からなくなってしまいます(笑)。
そこで現在は、まず、
環境認識 → 15分FVG → 1分BOS → 1分FVG
という基本の流れを崩さずに検証していきます。
シナリオ破棄条件
今回の売りシナリオは、以下の場合に破棄します。
① アジアレンジ上限を実体で上抜ける
売りシナリオの前提が崩れるため、シナリオを破棄します。
② 15分FVGまで戻ってこない
そのまま下落してしまった場合、追いかけてショートはしません。
「乗り遅れたから入る」ではなく、条件が揃わなければ見送る。
これを徹底します。
③ エントリー条件が揃わないまま利確目標ゾーンに到達
すでに想定していた値幅が消化されたと考え、シナリオを終了します。
④ 翌日の16時になってもノーエントリー
次のアジアレンジ形成を迎えた時点で、今回のシナリオは終了します。
最後に
今回のドル円は、
1時間足売り目線
+アジアレンジ陰線
+価格が25SMAより下
+25SMA下向き
+雲の下
と、売り方向の条件がかなり揃っています。
そのため、今回の基本シナリオは、
15分FVGまでの戻りを待ち、1分足でBOSを確認。さらに1分FVGへの戻りと反発を確認してショートする。
これでいきたいと思います。
逆に、15分FVGまで戻らずにそのまま下落してしまった場合は、「売り目線なのだから入らなければ」と焦らず見送ります。
また、アジアレンジ上限を実体で上抜けた場合には、今回の売りシナリオを破棄します。
最近は、アジアレンジの陽線・陰線だけでなく、25SMAの位置と傾きも含めて目線を判断するという新しい視点が加わりました。
まだ検証段階ではありますが、今までよりも「なぜ買うのか」「なぜ売るのか」を言葉にしやすくなってきました。
焦って新しいルールをどんどん追加するのではなく、まずは今決めたルールを使って、一つずつ検証していきたいと思います。
今回も「目線は売り。エントリーは条件が揃ったときだけ」。
このシンプルなルールを守って、ドル円の動きを見ていきます。
結果と振り返りは結果が出次第この記事に追記します。
※この記事は初心者個人の相場分析・トレード記録で勉強中です。参考にしていただくのは嬉しいですが、実際の売買は自己責任でお願いいたします。
シナリオの振り返りと結果 2026.08.17追記
その後、予定していた通り15分FVG候補①の緑帯まで価格が戻してきたため、1分足へ切り替えてエントリーチャンスを待ちました。

1分足では、FVG付近で下落方向への動きが発生し、BOSを実体で下抜け。
さらに、その後の1分足FVGへの戻しを確認してから反発したところでショートエントリーしました。
今回のエントリーは、
15分FVGまで戻る
→ 1分足BOS下抜け
→ 1分足FVGへの戻し
→ 反発確認
→ ショート
という、今回決めていたエントリー条件に沿ったトレードです。
エントリー後は一度下落しましたが、下落が継続せず、その後は再び上昇。
そして最終的に、アジアレンジ上限を15分足の実体で上抜けました。
ここで今回の売りシナリオが否定されたと判断し、ポジションを撤退。
結果は−7pipsでした。
今回のトレードで良かった点

今回のトレードを振り返ってみると、結果はマイナスでしたが、シナリオに沿ったエントリーと撤退ができたトレードだったと思います。
特に重要だったのは、
「一度ショートしたから、もう少し下がるかもしれない」
とポジションを持ち続けなかったことです。
1分足ではエントリー条件が成立していたため、ショートする根拠はありました。
しかし、その後に15分足でアジアレンジ上限を実体で突破。
これは、今回設定していた売りシナリオの否定条件です。
そのため、
エントリー根拠が成立したことと、
その後にシナリオが否定されたこと
を分けて考え、シナリオ否定後は素直に撤退しました。
結果として−7pipsで済み、大きな損失に発展させずに終えることができました。
FVGが効かなかったわけではない
今回もう一つ確認できたのは、15分FVGで反応したからといって、そのまま下落が継続するとは限らないということです。
実際には15分FVG付近から一度下落しており、売りの反応そのものは確認できました。
しかし、
FVG反応
→ 1分足で売りエントリー
→ 一度下落
→ 下落が続かず再上昇
→ アジアレンジ上限突破
という展開になりました。
つまり今回のトレードは、
「FVGを根拠にしたエントリーが間違っていた」のではなく、「FVGからの反応が下落継続につながらなかった」
と考える方が良さそうです。
この違いは、今後トレードを検証していくうえで大切にしたいところです。
今回の結果
ショートエントリー → −7pipsで撤退
今回のトレードは負けトレードとなりましたが、
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15分FVGまで戻るのを待った
-
1分足BOSを確認した
-
1分足FVGへの戻しを待った
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反発を確認してエントリーした
-
アジアレンジ上限を15分足実体で突破したことでシナリオを破棄した
-
損失を−7pipsに抑えた
という流れでした。
「負けたトレード」ではなく、「シナリオ否定を確認して小さく撤退できたトレード」として記録しておきたいと思います。
今は新しい条件を次々に追加するよりも、まずは現在決めている
アジアレンジ → 15分FVG → 1分BOS → 1分FVG
という流れを繰り返し検証し、条件が崩れたときには迷わず撤退できるようにしていきたいと思います。
前回のトレード結果
hirokiaquariumnow.hatenablog.com