「君がいた道」ー詩

果てしなく続くこの道は
冬の気配を纏いながら
紅に染まる丘へと
静かに伸びている
風が過ぎてゆくたび
胸の奥で小さく鳴る音
苦しみも迷いも
すべて昨日の影のよう
それでも歩みは止まらない
遠くに見える青空が
まるで君の笑顔のように
僕を照らしてくれるから
裏切りに濁った瞳も
今は優しさを映している
夢はもう遠くのものじゃなく
この掌のぬくもりの中で息づいている
君がいたから
ここまで来れた
何度も転び、また立ち上がり
空を仰ぐたび思うんだ
この道を行こう
君と歩いた時間を胸に
次の季節へ向かって
真っ直ぐに、どこまでも。
君がいた道 ― 秋の坂道に想うこと
車の窓越しに見えた景色。
青空の下、果てしなく伸びていく一本の道路。
その先には赤や橙に染まった丘が広がっている。まるで、季節がゆっくり呼吸をしているかのように。
この道を見つめていると、ふと心の奥に浮かんだのが、あの詩「君がいた道」だった。
果てしなく続くこの道は
冬の気配を纏いながら
紅に染まる丘へと静かに伸びている
画像の中の道は、まさにそんな情景を映している。
遠くの山並みには、過ぎゆく季節と共に積み重ねた記憶が宿っているようだ。
歩いてきた日々、笑い合った瞬間、時に涙した夜──それらすべてが「君といた時間」として、この景色に重なる。
「君がいたから、ここまで来れた。」
詩のこの一節に、胸が少し熱くなる。誰かの存在が、自分の歩みを支えてくれる瞬間がある。 険しい坂道も、孤独な夜も、見えない不安も。 そのすべてを越えていく勇気を与えてくれるのは、誰かの笑顔や言葉、ほんの小さな優しさなのだと思う。
この画像に写る道路は、どこにでもある風景だけども、見る人によっては「人生の道」にも見える。まっすぐに続く道のその向こうに何が待っているのかは分からない。
でも進むことを恐れず、一歩ずつ前へ ――それが生きることなのだろう。
この道を行こう
君と歩いた時間を胸に
次の季節へ向かって
真っ直ぐに、どこまでも。
この詩の言葉が、冬へと向かう季節にそっと寄り添う。 寒さを感じ始めた空気の中で、人との絆の温かさを思い出す。 そして思うのだ。人生はけっして孤独な旅ではないと。 誰かとの記憶がある限り、どんな道も希望に満ちている。

今日もまた、心の中でその道を歩く。君がいた道を、真っ直ぐに。



