超簡単!!水につけるだけ!!水質試験紙!!テトラ「Test6in1」ペーハーpHだけじゃなくその他の水質チェックしてみた♪
こんにちは、こんばんは、ひろきです。
メイン水槽もコトブキのレグラスに替え本格的に稼働。濁りもなく生体達は何事もなく元気に過ごしています。しかし立ち上げてから気になることが…
目視で水質に異変を感じる
①Co2の気泡が水面に浮き残る。
よく見ると泡巣のようにCo2の気泡が水面に残っている。これは油膜が浮くことにより気泡が弾けずこのように水面で残ることがある。この油膜はバクテリアの死骸やタンパク質。水面付近に水流を当てることにより攪拌され油膜除去の対処は簡単に出来る。従ってフィルターの排出口の見直しで除去する事が出来た。
②ルドヴィジアSPスーパーレッド調子を崩す
再びルドヴィジアに異変が…。コトブキのレグラス水槽に替え新たに立ち上げ2日後。水質がまだ安定していなかったのか?ルドヴィジアが調子を崩し始めた。てっきり水質のペーハーpHがアルカリ性に傾いたのかと思いきやペーハーpHを測定してみると7.3と中性で問題は無い。
水質測定
そこでペーハーpH以外の水質をチェックを行う事にした。テトラの「テスト6in1」を購入。ペーハーpH、炭酸塩硬度KH、総硬度GH、亜硝酸塩NO2、硝酸塩NO3、塩素Cl2の6項目の水質を1度に測定できる優れものの試験紙である。(測定値は完璧ではないようです。あくまでも目安としてご使用ください。)
使い方は簡単。測定する水槽の飼育水につけるだけだ。使用方法はたくさんの方がブログや動画で紹介していますので省きます。
さて、メイン水槽の水質を測定。
その前にこのアプリ知ってました?
このテトラから出ているアプリ「テトラ アクアティクス」と「Test 6in1」を利用して測定後の試験紙の色を画像で読み込みアプリで数値を読み取ることの出来るアプリ。そのアプリは下記のURLから入手できます。(使用方法も紹介されています。)
テトラ携帯アプリ テトラアクアティクス : Tetra ::: スペクトラム ブランズ ジャパン株式会社(旧テトラ ジャパン株式会社)
このようなアプリがあったのです。早速使用しメイン水槽の水質を測定をしてみました。
水質測定結果が上記の画像のようにわかりやすく表示されます。(撮影時の明るさや写し方により多少誤差が出ることもあります。)
上記の結果を見ると我が家のメイン水槽の水質に1項目だけ黄色の注意を表す範囲に指示しています。それは総硬度GHです。総硬度GHの値が0となっています。これはカルシウム塩やマグネシウム塩の含有量を意味します。数値が低ければ軟水。高ければ硬水と呼ばれます。飼育にあたっての好ましい値は(飼育している魚や水草の種類によりますが)4〜16°dHがほとんどの淡水魚に適しています。その総硬度GHの数値が0と表示。と言うわけでかなりの軟水で生体や水草に適していない総硬度GH値を指示していました。
では、総硬度を上げるには
水の総硬度( GH )が低いレベルにあります。お魚の種類によって最適な総硬度の値は異なります。( 3°dH以下 )総硬度は定期的にチェックし、必要に応じて水替え等で調整してください。
とのこと。換水すれば上がるのか?しかし大阪の水道水は軟水。上がっても微々たるものだと思います。(参考資料「日本の水の硬度」より)http://sekken-life.com/life/nihonnokoudo.htm
麦飯石(砂利)で総硬度を上げる
そこで総硬度GHを上げるにはどうすれば良いのか?色々調べてみた結果、牡蠣の貝殻やサンゴ砂、もしくは石を投入することにより総硬度GHが上昇するとの事。我が家で眠っていた麦飯石の砂利があることに気づきこの麦飯砂利を利用。麦飯石も総硬度を上昇させる唯一のアイテムです。
余談
飲料水でもあるコントレックスも硬度を上昇させてくれます。
コントレックスにて硬度GHをアップさせるこのような動画を見つけましたのでご参考に♪
麦飯砂利をネットに入れてメイン水槽に投入することにしてみた。
麦飯石(砂利)投入後の水質の変化
投入2日後
水質測定結果
総硬度GHが少しばかり上がっていることがわかる。
投入3日後
水質測定結果
変化なく2を表示しています。
ちなみに以前から低床を麦飯砂利で飼育している白メダカ水槽の水質測定を行った結果、総硬度の数値が10を示しています。(飼育水はメイン水槽と同じ作り置きしている水道水を使用している)
以上の事から麦飯石を入れることにより総硬度GHを上昇させる事が出来るようです。
麦飯石(砂利)投入後の結果
メイン水槽の総硬度上昇。そのせいなのかとても透き通る透明度の高い飼育水となり水草にも光合成の気泡も見られるようになりました。
汲み置き水にも麦飯石
作り置きしている水道水にも麦飯砂利を入れてみました。すると総硬度GHが少しばかり上昇しています。(麦飯砂利投入前の総硬度GHの測定値は0を示していました。)
麦飯石濃縮液
麦飯石濃縮液を入れると光合成が活発になると以前に聞いたことがございます。当時はなぜ光合成が活発になるその理由がよくわかりませんでしたがこの麦飯砂利の検証をしてみて総硬度GHが上昇しその影響で水草の光合成が活発になると言うことがわかりました。麦飯石濃縮液はオススメですが巷では「生体のエラに麦飯石の粉末が詰まる」「フィルターのモータ部に麦飯石の粉末が付着して故障」などの声も聞きます。定かではないのですが可能性は無きにしも非ず。使用の場合は自己責任でお願いします。
最後に…
今までペーハーpHばかり見ていましたが総硬度GHもアクアリウムには必要不可欠な水質の項目です。しかし、総硬度GHを上げれば良いものでもございません。飼育している生体や水草に適した総硬度GHを理解しそれに応じた総硬度で管理しなければいけません。
水槽に何かしら異変があればまずは水質のチェックですね。
また、今回の水質についての内容をこのように報告させて頂きましたが僕の知識不足で間違った解釈をしている可能性もございます。その場合は皆様のご意見などお聞かせて頂くととても助かります。その辺もご協力いただけると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
あなたにとって素敵なアクアライフを…
それでは
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