ひろきの素敵な日々… blog

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【1型糖尿病の妻とケトン体】


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1型糖尿病の妻とケトン体】

妻が再入院することになりました。私の妻は1型糖尿病患者です。長年の治療で、食事療法や運動療法を取り入れ、血糖値のコントロールに努めてきました。しかし、最近体調がすぐれないと訴え、検査の結果、ケトン体が増加していることが分かりました。

ケトン体は、糖分が十分に供給されない場合に、脂肪の分解によって生まれる物質です。健康な人でも断食を続けると、ケトン体が増加することがありますが、糖尿病患者は、血糖値が正常値から外れると、ケトン体が増加しやすくなります。これがケトアシドーシスと呼ばれる状態です。

ケトアシドーシスは、症状が進行すると、意識障害や呼吸困難を引き起こす危険性があります。また、急性腎障害や敗血症を引き起こすこともあります。そのため、早期発見と治療が重要となります。

妻の場合、血糖値が高い状態が続いたことが原因の一つとして考えられました。治療としては、点滴による脱水療法や、必要に応じて糖分の補充が行われました。その後、血糖値のコントロールに努め、ケトアシドーシスを引き起こさない生活を送ることとなります。糖尿病患者は、日常の血糖値管理に加え、ケトン体の増加にも注意を払う必要があります。特に、症状が出なくても、定期的な検査を受け、糖尿病教育を受けることで、ケトアシドーシスを予防することができます。

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ケトン体とは

脂肪酸が肝臓で分解され、代謝によって生成される化合物の総称です。ケトン体は、エネルギー源として利用されます。低糖質な食事や、長時間の断食など、血糖値が低下した状態でケトン体が生成され、体内で燃焼され、脂肪燃焼や体重減少の効果が期待されています。ただし、ケトン体は過剰に生成されると、血液のpH値を下げることがあり、重症の酸中毒を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。ケトン体は、肝臓によって産生される代謝物質の一種で、主に空腹時や低糖質のダイエットなどでブドウ糖が不足した際に産生されます。ブドウ糖が不足すると、肝臓が脂肪酸を分解し、エネルギー源として利用するためにケトン体を産生します。ケトン体は脂肪酸を燃焼することでエネルギーを作り出し、脳などの重要な臓器を機能させるために利用されます。ケトン体は、通常は低レベルで産生されており、健康な成人ではほとんど意識されずに生活しています。しかし、糖尿病患者や空腹状態が続く場合など、ケトン体が異常に増加すると、高血糖、酸素欠乏、脱水症状などの症状を引き起こすことがあります。

 

ケトン体が過剰に増加すると

体内のpHバランスが乱れ、血液が酸性化します。これが「ケトアシドーシス」と呼ばれる症状で、嘔吐や脱力感、意識障害、呼吸困難など、重篤な症状を引き起こすことがあります。特に、糖尿病患者や飢餓状態にある人がケトン体を過剰に生成すると、ケトアシドーシスが発生することがあるため、注意が必要です。

 

ケトアシドーシスとは

ケトン体の生成が過剰になり、血液中の酸性物質量が増える状態を指します。通常、糖質が十分に摂取されない場合、体内の脂肪を代謝してエネルギーを得るためにケトン体が生成されます。しかし、糖代謝障害やアルコール過剰摂取、飢餓状態などで、ケトン体の量が過剰になると血液中のpHが低下し、一定以上になると重度の代謝性アシドーシスが生じます。この状態は、顕著な症状を引き起こし、最悪の場合、昏睡状態に陥ることがあります。主に、1型糖尿病の合併症の一つとして知られていますが、それ以外にも、低糖質ダイエットや絶食、アルコール過剰摂取などによっても起こることがあります。治療には、適切な糖質補給と静脈内投与の液体補充が必要です。

 

最後に

妻は糖尿病を患っており、病気の進行によってケトン体が増加し、入院することになりました。彼女の回復を信じて、私もできることをサポートしようと思います。糖尿病の人がケトン体について理解し、適切な対策をすることが大切であり、家庭での食事や生活習慣の改善が役立つこともあるそうです。私たち夫婦も、健康に気をつけて、一緒に乗り越えていきたいと思います。

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