ひろきの素敵な日々… blog

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「妻の闘病記 〜1型糖尿病との戦い〜」


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先日、私の妻が糖尿病の悪化により、ケトン体が増加してしまい、再入院することになりました。既に1週間が経ち、入院中の1型糖尿病の妻の身体の状態について、彼女本人から聞いた情報をもとに報告したいと思います。

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妻の身体の状態
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入院そしてインスリンポンプを付けてからから1週間が経ちましたが、血糖値が高く、数値が250から200あたりを推移しています。時には300近くにもなることもあったようです。インスリンポンプを付けたことで安定すると思った私たち家族でしたが、これほど数値が高く推移すると正直、落ち込む気持ちがありました。その後、同じく血糖値は250~200の範囲内で推移しており、高い時は300近くまで上がっています。現在は、主治医の指示のもと、血糖値をコントロールするために、インスリンの投与量を調整しています。適切な量を摂取することで、血糖値がどう変化するのか期待しています。良い方向に向かってくれることを願っています。

次に妻の糖尿病におけるケトン体の数値は、現在非常に低い数値を示しています。入院前よりも数値がかなり下がっているとの事。ケトン体が下がることは、糖質の代わりに脂肪が使われてエネルギーが生産される状態であるケトン体代謝が、正常な状態に戻っていることを示します。正常な状態では、血液中のケトン体濃度は非常に低いため、健康な人は一般的にケトン体を測定する必要はありません。しかし、ケトン体が過剰に産生される場合には、高血糖や飢餓状態、低炭水化物ダイエット、あるいはアルコールの過剰摂取などが原因となって発症するケトン体症です。ケトン体症の場合、ケトン体が血液中に蓄積され、高濃度になるため、悪心や嘔吐、脱力感、意識障害などの症状が現れます。したがって、ケトン体が下がることは、健康な代謝状態に戻っていることを示し、糖尿病患者や飢餓状態にある人などの健康状態の回復を表します。

しかし、ケトン体の数値が高くなるとケトアシドーシスという深刻な合併症を引き起こすことがあるため、数値が安定するように気を配っています。主治医の細心なケアによって、妻の健康状態が徐々に回復していくことを期待しています。

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入院生活での取り組み
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現在、1日に7回も採血する必要があり、食事は朝・昼・晩の3回です。妻は食欲が出てきて、しっかりと食べていますが、食事後1時間ほどは頭痛や胃痛に悩まされています。そして運動につきましては運動と言えるほどの運動はしておらず、食器を片付けたりトイレに行く時に歩く程度しかしていないとのことです。

 

まとめ

以下は、入院中の1型糖尿病の妻の状態についての報告を簡単にまとめてみました。

・血糖値は250~200の範囲内で推移しており、高い時は300近くまで上がる。現在は、主治医の指示のもと、血糖値をコントロールするために、インスリンの投与量を調整

・食欲は出てきており、朝昼晩の3食を残さず食べているが、食後1時間ぐらいは頭痛と胃痛に悩まされている。

・運動は食器の片付けやトイレに行くときだけ歩く程度にとどまっている。

・ケトン体の数値は現在0に近い数値で減少している。なお、ケトアシドーシスが発生する可能性があるため、ケトン体の数値には注意が必要です。

また、食後の頭痛や胃痛の症状も改善が必要で運動不足もあります。よって日常生活でも適度な運動を積極的に取り入れるように指導する必要があります。

以上が、現在入院中の妻の状態についての報告でした。ケトン体が下がることは、通常であれば糖質をエネルギー源として利用できるようになったということを意味します。一方、ケトン体症とは、糖質が不足している場合に、体内で脂肪が分解され、ケトン体が過剰に生成される状態を指します。この状態は、1型糖尿病患者に見られることがあり、血糖値の管理が不十分だったり、食事制限が不適切だったりすると起こりやすくなりますのでみなさんも血糖値には十分注意してください。

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最後に

今後もしばらくの間、妻の入院生活は続くと思います。しかし、最善の治療を受けながら回復を目指すために、彼女が自身の体調を正しく理解し、積極的に取り組むことが求められます。私たち夫婦で、彼女をサポートすることはもちろん、彼女が治療を受ける過程でできる限りの援助をするつもりです。妻の早期回復を祈っています。